Dark Goddess


秋が深まり冬至へと向かうこの季節
ベリーダンスのクラスでは
内なる闇の女神、ダークゴッデスを
女性ならではの感性で愛で、
ダンスを通じて繋がります。

死と誕生はエロスに通じる。
闇から生じる官能的なパワーは
女としての自分を
深い部分で味わった先に
生まれるような氣がします。




今、再びハマって
何度も何度も読み返している漫画があります。

もうすぐ映画化される
手塚治虫の「ばるぼら」

こちらは男性目線のダークゴッデス。




ブラックジャックに次いで昔から好きな作品。

主人公は、芸術のミューズなのに
ボロボロのフーテン姿で描かれます。




ばるぼらが居ついた芸術家は成功し
出て行くとその人は滅んでいく。

面白いのは
芸術家が創造の領域に入ると
美しくエロティックな女に豹変するのに
そこから少しでも離れると
(世間的には出世とされることでも)
とたんにボロボロの姿に戻ってしまう事。

かなりダークで狂った作品だけど
面白過ぎてずっとループして読んでます。
(何かにはまると、しばらくそればっかりになっちゃうw)

手塚治虫の天才性は
この作品に限らず
彼の描く女性に現れてると思う。


画一化された薄っぺらい美には興味ない。
闇と光の狭間で産まれる
創造の領域に身を浸していたい。

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